RECOMMENDAITON BOOK.-争うは本意ならねど-

久々に本の紹介をしたいと思います。
自分にとって『太陽の子』以来ですが、
読まなくてはならないという義務感にかられた本です。

争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール
木村 元彦 / 集英社インターナショナル

この本はスポーツをしている人はみんな読むべき本。
特にサッカーをしている、していた人は絶対に読め。

まぁ、あらすじを簡単に言うと川崎フロンターレに我那覇和樹というサッカー選手がいた。日本代表にも選出され、自他共にこれからまだまだ頑張れる選手である。ある時、体調が思わしくなかった。ただ、プロの世界では一度レギュラーを取られるとそうそう奪い返せるものでもない。我那覇和樹も同様である。体調が悪いのを他の選手に悟られないように練習に臨んでいたが、我慢も限界に来ていた。そこでチームドクターに相談をして、治療をしてもらった。脱水症状もひどく、口から水分を取れる状態ではないと判断。そしてビタミンB1の栄養剤を含む点滴をする。すべてはそこから始まった。その治療がドーピングに引っ掛かり、我那覇和樹には6試合の出場停止、チームには1000万の制裁金が課せられた。この判決に異議を唱えたのは治療したチームドクターだけではなく、Jリーグ全チームのチームドクターたちである。チームドクターたちの必死の訴えも空しくJFAは一向に考えを改めようとしない。最終的手段として”シロクロ”をはっきりさせるために当事者の我那覇和樹本人がCAS(スポーツ仲裁裁判所)に訴えを起こす。どちらに責任があるかどうかではなく、事実を知るために。3000万以上の訴訟費用を自己負担してまで。また結果的にJFAを相手にするというこは、Jリーグを敵に回すということ。争うことは本当は望んでいないけど、それでも真実を知りたい一心で立ちあがった。

本の中に仁賀(にが)先生が出てくる。ご本人は最後まで実名を出すのを悩んでいたそうだが、俺なんかは実際に診察してもらったこともあり、よりリアリティを感じながら読めたので感謝である。実際に治療してもらっていた人や、今も治療してもらっている人もいると思うが、こういう先生に診てもらえるというのは幸せだね。

さて、ここまで読んでも「興味はあるけど、買うまではちょっと・・・」とか思っている諸君。先着5名で俺が自腹切ってプレゼントしてあげるから、非公開で宛先を送りなさい。俺も金がねぇので5名まで。まぁそこまでするほどに読まないといけない本だと言うことだ。・・・ちなみに海外発送は勘弁してくれ。

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