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試合。
ホームで1-2。
俺はベンチスタート。
前半開始早々にPKを献上して、その30分後にCKから追加点。
後半10分ぐらいにセットプレーから追いつき
法半20分ぐらいから、ようやく俺もグランドへ。
押せ押せでチャンスも結構あったが決まらず。
俺も1本おしいシュートを打ったが決まらなきゃ意味が無く、
そのまま笛は吹かれ敗戦。

俺としては調子は良く、それもそうで今週は体調管理もマジでやり、
すべて試合のために備えてきた。
それでも試合に出れなきゃ意味がなくて、
試合に出てた時にもっと体調管理、自主トレーニングをきっちり
やっていればと今更に思う。
人間はうまくいってる時は油断なり、過信なり、
モノの見方を誤る事が多いと思う。
でもそれも経験の積み重ねで、それで失敗したら
それを次に生かせばいい事だ。
だから俺が今できる事はいつでも試合で動けるように準備するだけ。
結構モチベーション的に大変だけど、
それでも自主トレとかしてて、前より動けるとかキレがあるとか、
直接自分自身で感じるとやった甲斐があるって思えてる、今は。
腐らずに続けよう。

今日は眼鏡のタクマさんの誕生日。
32歳になるのか??
こういう32歳もいいね。
やってる事は俺と同じ。
なかなかできないよ、こんなの。
貫き通してるモノを感じるね。
おめでとう!!
昨日友達に本を借りた。
「オシムの言葉」(著:木村 元彦 集英社インターナショナル)

旧ユーゴを率いた、今はジェフを率いてるオシムの哲学について。
サッカーとかスポーツやってた人とか関係なくぜひ読んで見て。
俺はこの事は知らなきゃいけないと思うんだ。
俺はまだ半分しか読んでないけど、こんなに本で涙が出たの初めて。
みんなも知ってると思うけど旧ユーゴは民族同士で殺しあった。
民族独立を掲げでみんながね。
ユーゴスラビア紛争ってやつだ。
クロアチア人、セルビア人、モンテネグロ人、スロベニア人、
マケドニア人、ムスリム人、ロマ人。
俺達にはわからないけど、民族も宗教も言語も違う人たちが
同じ一つの国、国家として存在してたんだ。
その人達が殺しあった。
その中でオシムは代表の監督、クラブチームの監督を務める。
政治がサッカーにも否応無く介入してくる。
それでもオシムは戦った。
サッカーを愛してた。
戦争なんてモノに負けなかった。
たとえ家族を紛争地域に残しててもね。
こんな人にやれって言われたらやるよ。
体験して来てる事が違うんだよ。
ストイコビッチこと、ピクシーも世界で最高の監督と言ってる。
俺は半分まで読んでさ、サッカーって事より人間として
これがプロフェッショナルだ、これが男だってのをすごい感じた。
それと、何があっても戦争だけはやっちゃいけないってのも。
結局犠牲になるのは民間人っていつも決まってるんだから。
戦争を勝手に決めたお偉いさんはあぐらかいて座ってるんだから。
戦争だけはやっちゃいけない。
それだけは確かだよね。
みんなもぜひ読んで見て。

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