DIOS MIO!!

いやいや宝くじがあたったのよ、確かに。

それは先日、1月の初めにデッカイ宝くじがあると。
それをみんなで買おうと。
なんでみんなでかって言うと1枚20ユーロもしやがるから。
それを4人で1人5ユーロずつ出して買うわけさ。

俺は金運はこれっぽっちも無いらしく、
俺がそれを知った時、すでに宝くじは買われていたんだが。

んで運命の抽選日、の次の日の新聞で確認。
メガネのタクマ選手が確認係り。
F1で鍛えてるから動体視力はバッチリ。
数ある番号の中から、俺たちの番号を発見、したらしい。
俺はそこにはいなかった。
がこのときすでに陰謀は始まっていた。

俺はタクマにメールをする。
当たったのか当たってないのか。
答えは当たってないと。
そうかと。
残念だと。
まぁ宝くじなんてしょせん当たるわけねぇと。

そしてその夜レアルの試合をみんなでバルに見に行った。
みんさん、態度がいつもと違う。
俺に好きなだけ飲んでいいと。
ついでに何か頼むかと。

これはおかしい。
問い詰める。
そして、白状。
当たってやがった。
しかも金額にびっくり。
400ユーロ。
一人当たり100ユーロ。
俺は別に驚いてないふりをしたが
実はあのとき、心の中では「マジで??」を連発。

しかーし。
さらにここから問題発生。
その宝くじを換金に行ったpaquiから電話が入る。
俺はその電話で起きる。
午後1時。
paquiは言う。
換金したと。
40ユーロだと。
俺は言う。
なぜだと。
寝起きで聞き間違えたか??
いやいや、40ユーロだと。
放心状態のまま電話を切る。
俺の頭も切れてまた寝る。
いやいや、寝ない。

どうやら400ユーロってのは
セット販売の宝くじじゃねぇと駄目だと。
俺たちのバラ売りは40ユーロにしかならねぇと。
こうなりゃビンゴで稼ぐしかねぇと。
ってことで一発勝負してきます。

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