FUERTE.

埼スタにレッズ対マンUを観に行った。
試合は日本のチーム対イングランドのチームだが
俺たちの客席でも同様の戦いが繰り広げられた。
つーのも、shimaを挟んで俺と反対の席にいた外国人一家。
お母さん。
激しい。
激しすぎる。
最初は俺も気が付かなかった。
1点目。
レッズのシュートがゴールに入る。
内館のブレ球シュート。
クモ男ファンデルサールもビックリ。
それまでの試合展開はグータラ。
マジでこのまま終わってしまうのかマンU。
そんな時のレッズのゴール。
これでやる気を取り戻すか。
そんな期待を膨らませたところで前半終了。
俺は腹が減った。
だって、スクール終わって、
バイク飛ばして、
スタジアムまで走って、
5階まで階段ダッシュ。
腹は減るし、喉は渇く。
とhimaに泣きついて奴のおにぎりを頂戴する。
この試合を協賛してるサークルK・サンクスとか関係なく
あいつのおにぎりはNEW DAYS。
わかめおにぎりを食って、・・・腹が減った。
こりゃ我慢ならんと買いに出る。
出入り口が飽和状態。
蟻んこみてぇ。
お店に行ったら何もねぇ。
全部SOLD OUT。
なのにえらい行列。
飲み物の為か??
ケンタッキーフライドチキン。
略してKFCのお店発見。
埼スタにチキンは素晴らしいと思いきや
販売してるのは飲み物のみ。
意味ねぇ~。
食い物はねぇし、並んでるしで戦意喪失。
落ち込んでる間に点が入る。
つーか、後半開始してやがった。
前半、「こいつだけはオーラがねぇ」と言ってたスコットランド人。
名前は俺は知らん。
が、俺は江原さんにはなれそうもないのは確か。
そうして、手ぶらでブラブラ席に帰る。
するとshima。
隣のボンレスハムがすげぇ、と。
なんて失礼な奴だ。
外国の方にボンレスとは。
どこがボンレスなんだ!!
と指差されたところを見ると確かにボンレス。
Gパンの縫い目がモモのお肉を素晴らしいほどに均等に縛り上げてる。
こりゃジューシーだ。
とか言ってる場合じゃなくて同点だよ。
ボンレスに気が動転してる場合じゃねぇ。
しかし、俺がいない間にすげぇうるさかったらしい。
1点入れた時が特に。
マンUファンか。
つーか俺たちの席の周りはマンUファンが多かった。
ホームなのにアウェイかと思ったぜ。
そんな感じでお隣に注目しながら試合観戦。
霧雨がぱらついてきた。
急いできたから熱かったが
身体が冷えてきた。
おそらく気温は20度無いぐらいだろう。
肌寒い。
こりゃ上着を羽織ろうかなと、お隣を見てみると
ジャケットを脱ぎだした。
そして、半袖に。
何かが違う。
アウェイの洗礼か。
いや、こんな前例ないぞ。
よく見ると鳥肌立ってない??
何我慢っすか??
そして、その上からレインコートを被る。
とその時マンUのゴール。
C.ロナウドのドリブルからの右足。
お隣さん、当然の絶叫。
興奮がこちらまで伝わってくる。
つーか、段々ムカついてきた。
なんでホームなのにこんな気持ちにならなきゃいかんのだ。
俺は完全にレッズファンと化した。
俺VSボンレス。
俺はレッズ、ボンレスはマンU。
ウイイレじゃ相手にならんが我慢ならん。
いざ、勝負。
と、レッズ小野がスーパーゴール。
勝った。
俺の絶叫!!
の前にボンレス絶叫。
なぜ??
よく見るとめっちゃ喜んでる。
なんじゃ??
どうやらレッズファン、マンUファンである前に
サッカーファンだったようだ。
小野のシュートにも「アンビリーバボ」って言ってたし。
ビートたけしも好きらしいな。
そんなわけで誤解も解けて
俺たちは一緒になってサッカーを楽しんだ。
試合終了5分前には帰って行ったけど。
さすがはヨーロッパ。

KREVAの「イッサイガッサイ」って歌をここ2日間、
よく聴いてる。
心に響くってか、自然とこの歌を欲してるね。
シンクロしてるよ。

なんか疲れちったな。
俺らしくねぇのかもな。
道は未知とは、ホントその通りだ。
ただの日常が欲しかっただけなのかもな。
「かった」ってのはおかしいな。
「欲しい」って現在形か。
パワー。
パワーが俺にあるか。

Partido amistoso(親善試合)

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