こんな時間にこんにちは。
ここ数ヶ月で読んだ本の紹介。
ダブってるのも何冊かある。
誰がために鐘は鳴る (上巻) (新潮文庫)
大久保 康雄 / / 新潮社
ISBN : 4102100067
スコア選択:無し(読み終えて無いから)
へミグウェイの小説。舞台は1936年スペイン内戦時の恋物語。
今の俺には到底理解できない代物。世界的代表作だからと手を伸ばしたが上巻のみでギブアップ。後5年は読まねぇつもり。これは小説じゃねぇ、歴史小説だ。古い。
愛でもくらえ
ビートたけし / / 祥伝社黄金文庫
ISBN : 4396610815
スコア選択:4点(最高5点満点)
ビートたけしのぼやき。人生こんなもんだよ。今の奴やはギャーギャーうるせぇなぁ。なーんてことを自分の体験、経験談を交えながら綴る。マジメに読んでもいいけど、真面目には読むなって感じ。俺はチョー好き。
陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
伊坂 幸太郎 / / 祥伝社
ISBN : 4396332688
スコア選択:3点
映画にもなったギャグ系サスペンス。この人の本を初めて読んだのがこれ。たまたま前の職場でお客さんが忘れていったので、俺が回収した。読みやすい。江國香織の『東京タワー』を読んだ時も思ったが、非常にイメージしやすく、構成も映画化しやすそうな印象を受けた。内容同様にイイテンポで読める本。
ネコ好きが気になる50の疑問 飼い主をどう考えているのか? 室内飼いで幸せなのか? (サイエンス・アイ新書 25)
加藤 由子 / / ソフトバンククリエイティブ
ASIN : B00I3U7BHE
スコア選択:3点(俺の場合は、ってこと)
サイエンス・アイ新書の疑問シリーズ、ペット版。前にも一度紹介したが、まとめてってことで、再度。他にイヌ版もあります。動物っていろいろと謎な行動するけど、俺達から見たら謎なだけで、彼らにとっては当たり前、ちゃーんと理由があるんですよ~。ってなことが書いてあります。一人暮らしの女性なんかにオススメかも知れません。ほんわぁ~か和みます。
コイン・トス (講談社文庫 こ 49-7)
幸田 真音 / / 講談社
ISBN : 4062757559
スコア選択:1点
NYの9.11テロで多くの仲間を失った著者がその想いを形にした小説。経済小説とは違い、完全な恋愛小説。日通読書組の第二回課題図書。ちなみに第一回課題図書は梅田望夫の『ウェブ時代をゆく』(ちくま新書)。俺は幸田真音著の『日本国債』って経済小説を読んだことがあって、それがとても面白かった。元債権ディーラーだけあって、リアリティがあり、そこに恋愛を絡めた小説だったので読みやすくもあった。ただ、この本は完全に恋愛小説。その点でははっきり言って俺の評価はかなり低い。つまらないから。しかし、著者もあとがきで述べている通り、今までとは違い、多くの仲間を失ったあの事件を書かなければという思いから筆を執ったわけで、そういう意味では彼女の作品というよりは例えば日記を読むような感じで読むべきか。
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
城 繁幸 / / 光文社
ISBN : 4334033709
スコア選択:3点
新卒者の30%が3年以内に会社を辞めるこのご時勢。それはなぜか。読めばわかる!
上で新卒者が3年以内で辞める理由として若者の忍耐力欠如だと思った人はぜひこの読んでほしい。特に20代、30代は一読すべき。個人的には40代、50代のお父さん世代、中間管理職で下に部下がいる人にも是非手に取ってもらいたい。時代の流れ、日本の経済体制、様々な要因により現在の若者は30年前の若者と平均的に異なる環境にあるし、そう育て上げられてきた。その原因を年功序列という日本独特のシステムにフォーカスして解明する。ってめんどくせぇことはいいとして、要は子供に「会社辞めるわ」って言われて、理由も聞かずに「ダメだ」って答える親は読んだ方がいいってことだ。
3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代(ちくま新書)
城 繁幸 / / 筑摩書房
ISBN : 4480064141
スコア選択:3点
実際に辞めた者たちが一体どこで何をしているのか?アウトサイダー達のそれぞれのその後が紹介されている。『若者はなぜ3年で辞めるのか?』の続編。出版社は違うのが気になるが・・・。さて、内容は辞めた若者たち、つまりアウトサイダーたちは何をしているのかについて紹介されているんだけど、そもそもこのアウトサイダーって言葉自体が気に食わない。なんだよ、アウトサイダーって。定義は??恐らく日本では新卒で入った大手企業を辞めたらアウトサイダーだろ。昔の脱サラみてぇなさ。大学中退して、サッカーやってた俺もそうかもな。いや、俺はそれ以下か??(笑)。アウトサイダーって言葉があること自体それを特別視してるよな。まぁカッコイイからいっか、この言葉。
ワーキングプアは自己責任か
門倉 貴史 / / 大和書房
ISBN : 4479771050
スコア選択:2点
『努力しても報われない社会』のアンフェアな現代に著者が鋭いメスを入れる。ここ数十年でフリーター、ニートなど色々な言葉が生まれているが、最近はテレビや新聞でワーキングプアって言葉をよく目にするよね。新聞読んでて、ちょっと横見ればネットカフェ難民だとか、格差社会だとか、金に関すること紙面を踊ってる。金ってことは経済が関係してくるし、経済ってことは国の経済政策とか社会体制 とかってことになる。今や、世界の5人2人はワーキングプアらしい。そもそもワーキングプア(日本じゃ働く貧困層と呼ばれてる)ってのは収入が生活保護水準に満たない人たちを言う。日本では労働者の4人に1人はワーキングプア。これってマジですごい数字。世界で5人に2人なのに先進国と言われる日本がこの数字だからね。人事では無いんだ。この本にはどうしてこうなったのかとか、政府は社会はどうすりゃいいかとかを書いてあんだけど、ワーキングプアの人への事があんま書かれてない。それに最後の方の話で著者が『ベーシック・インカム』の制度がイイって言ってるけど、なんかその前と言ってる事が矛盾するような気がする。これを読むなら上の2冊を読むべし。
モーターサイクル・ダイアリーズ (角川文庫)
エルネスト・チェ ゲバラ / / 角川書店
ISBN : 4043170029
スコア選択:3点
革命児ゲバラが綴った、学生時代の南米大陸縦断の旅行記。俺はゲバラってのがよくわからなかった。人名だともわからなかった。そもそもこいつに興味を持ったのが、フットサルのチームに『ゲバラ』ってチームがあったこと、それとJリーグとかで旗とか振ってる奴いるじゃん、その旗にゲバラの顔があったこと。最初はもちろん、旗の顔がゲバラって名前だって知らなかった。「カッコイイあんちゃんだなぁ」ぐらい。でもある時、フットサルチームの名前とその旗のあんちゃんの名前が同じだという事がわかって、「こいつはどういう奴なんだ??」って疑問が生まれるわけ。それでたまたま新聞を読んでて、このゲバラの本が紹介されてたから読んでみたわけさ。この本自体は旅の日記で、古いし、面白くない。飛ばし飛ばし読ませてもらった。この本で初めて”飛ばし読み”の技術が付いたことは感謝だな(笑)。しかし、この旅がゲバラのその後に大きな影響を与えたのは間違いない。やはり旅には何かあるね。
小型聖書 – 新共同訳
共同訳聖書実行委員会 (著, 翻訳), 日本聖書協会 (著, 編集)
ISBN : 4820212052
スコア選択:無し(読み終えてないから)
世界一売れている本、聖書。俺達日本人には馴染みが無いよね。それどころか聖書って聞くだけで抵抗感ある人いると思う。俺もそうだし。ただ、読んでいくと意外に面白い。別に聖書を読むからキリスト教徒になるとかじゃなくて、単純に他の本と同じように読める。が、始めは誰からに教えてもらわないと全く読めないと思われる。つーのも何を言ってるかさっぱりわからんし、つまらん。こうこうこういうお話がありますよ、ってのを聖書を引きながら聞いていくのがいいのかな。あぁ、それがいわゆる集会ってやつですわ。興味ある人は参加してみてもいいんじゃない??協会もさ、無料体験的なものやればいいのにね。ってやってんのかな??でも、基本的に歴史の事とか書いてるし面白い。モーセの杖とかノアの方舟とか一度は聞いたことある話がホントに書かれてるからね。見て損はねぇと思う。めちゃめちゃ長ぇが。笑
夢をかなえるゾウ
水野敬也 / / 飛鳥新社
ISBN : 4870318059
スコア選択:3点
普通のサラリーマンの僕の前に一匹のゾウが現れた。なんと関西弁をしゃべるゾウ。 成功したいサラリーマンの僕と、突然表れたゾウの神様ガネーシャとのお話。成功するためにガネーシャが色々と僕に課題を出す。読んでると昔のドラマ『天国に一番近い男』を思い出す。天使役の陣内孝則が松岡昌宏に毎回、命題と称して課題を出すやつ。あんな感じだ。なかなか面白いし、元気をもらえるかも。ちなみに俺は主人公の僕が出された課題を出される前にほぼすべて実行してたわ。というわけで、読む必要なし。この本を読んで何が変わったかって、コンビニでした募金の額が1000円になったこと。初めてだよ、お札をコンビニで入れたのは。水道橋では2000円も募金したし、献血には1年に2回は行ってるし、臓器提供カードはすべて提供で財布に入ってるし。段々と最強の偽善者に近づいてきたわ。
スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
吉本 佳生 / / ダイヤモンド社
ISBN : 4478002290
スコア選択:3点
俺達の身近な商品から見る経済。スタバはSサイズではダメ、Gサイズ。まだ、全部は読んでないが、俺は結構経済の話が好きなので何冊かこの類の本を読む。日本経済や世界経済のようなマクロな視点も面白いけど、こうやって身近なところからのミクロな視点も面白い。より生活に直結してるから入りやすいしね。この本は物の値段には理由がありますよって話。その理由を説明してくれる。スーパーで売ってるコーラが98円なのにコンビニだと147円で、そのコンビニの目の前の自販機だと150円。なんで??って話。読みやすいし、いいんじゃないかな。ただ1600円は高いわ~。
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