ソンクラーンinパタヤ

ソンテウに乗って街を移動。ソウテウとは軽トラの荷台を改造して屋根を付けたよなもの。簡易乗合バスである。
現在タイはソンクラン。ここパタヤは他の場所より少し遅れて15日頃からスタート、、、のはすだが、もう街では至る所で合戦が始まっている。そう、大人も子どもも、みんなで新正月を祝う水掛け祭り、ソンクランだ。
水鉄砲やバケツを持って通りを歩く人、バスの乗客、バイクの運転手、はたまた店の店員、とにかく誰構わず水をかけるのである。いや、かけるという表現は正しくない。浴びせる、が適切だろうか、中には家のホースでそのまま水をかけてくる人もおり、やられた方もまたお返しとばかりに応戦する。そんな合戦が至る所で繰り広げられている。まぁ、いないとは思いが、知らずに来た観光はたまったものではない。数分もしない内には全身びしょ濡れ。携帯品にはご注意である。また、ペーンと呼ばれる小麦粉を溶いたようなものをすれ違った相手から、塗りつけられることも注意をしてときたい。
しかし、俺は微笑ましく思う。もうリタイアしただろう初老の紳士は、子どもにでも水をかけてられたのだろう、服を濡らし、頬には白い粉がついている。彼の隣にはこれまた彼と全く同じく服を濡らし、顔を白くした格好した奥さんがいる。手を組みながら。2人が笑顔であったのは言うまでもない。
タイ人の子どもと観光客であろうロシア人の若者が水鉄砲で水をかけあう。水をかけられ、なにおぅ!と必死になって打ち返してくる子どもをみて、そこにはあるべき温もりを感じた。

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