BYEBYE NATALIE.

ついに2ヶ月の生活を共にしたナタリーがお国に帰った。
恐ろしいやつだった。
最後の最後まで。
俺はちょっと反省してたんだよね。
ってのも帰る前にさ、怒っちゃったから。
なんで怒ったかって、もう帰るからかわからんけど
掃除はしないわ、食器洗わないわ、物片づけないないわでさ、
これは後数日だけど、はっきり言ってやらないといかんと。
それでガツンと言ったら、なんだか逆に俺がヘコみ気味で。笑
家では気まずいしよ、妻に怒って飛び出したはいいが
逆に家に帰れなくなった旦那の気分よ。
それで最終日を迎えた。

しかーし、そんな俺の心配は無用だった。
ありがとう、ナタリー。
俺の期待に応えてくれて。
最後の最後まで困ったやつだった。
ってか最後の日の夜、どう過ごすのかとか思うじゃん。
寂しく感慨に耽けるのかなとかさ。
そんなのねぇよ。
いつも通り外出して、彼氏連れてきて、妹の隣でファックですよ。
勘弁してくれぇ。
んで次の日俺が起きたらもういないし。
そして、置き手紙。

ありがとう、サト。
食べ物とかを残していくわ。
ぜひ、使ってね。

こう書いてあるわけ。
でもね、ナタリーさんよ。
使えるモノがあんまり無いのよ。
ってか結局は俺が片づける人みたいになったのよ。
大変だったんだからね、まったく。
だって、あいつの化粧道具とかいらねぇべ。
後、得体の知れない食い物。
賞味期限が2月20日。
どうしろってんですか??
俺を殺す気かぁ!!
そして、極めつけは水。
しかも開いてる。笑
飲めるか、ぼけぇ!!

ってなわけで最後の最後まで礼儀し知らずなやつだった。
まったく最近の若いやつはね。
とか言ってる俺も若いやつだって事に気がついてね。
なんなんだろうね。
しかし、俺はこれでスウェーデンのイメージがすげぇ悪くなったよ。
やっぱり外に出ると国を代表してるとこもあるから
気をつけた方がいいね。
ってつくづく思った2ヶ月でした。
恒例本の紹介。

●壬生義士伝 上・下 文春文庫 (著)浅田次郎
俺の予想とは違った新撰組の話だった。ってか新撰組って言うか武士道の話なのかな。いよいよ新渡戸稲造の「武士道」が読みたくなったね。やっぱり必要だよね、こういう熱いところは。俺達が無くしちゃいけないもの。仁と義。大事にしましょう。

●足に魂込めました 単行本 文藝春秋 (著)一志治夫
熱い。熱いわ、カズは。これまたカズこと三浦知義についての本なんだけど、「たったひとりのワールドカップ」って本の前編みたいな本。ってのもこれはカズが生まれてから94年ワールドカップの最終予選までを書いた本だから。カズのブラジルでの生活を中心に書かれてる。やっぱり頑張らないとね、俺も。ちなみにこの本の題名、92年、アジアカップ予選リーグのイラン戦でカズが自分で決めたゴールについてインタビュアーの質問に対して。足に魂込めました。かっこよすぎるわ。
Cerezo o Almendra??(桜??それともアーモンド??)

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