いよいよ梅雨に入った。
入ったはずが、いきなりお日様を拝めた本日。
よくあるね、こういうのは。
さて、天気はしっとりとしてきているが、
俺はそろそろ活動せねばならん。
活動といえば、昨日NHKのMEGA QUAKE Ⅱという番組を見た。
3.11の東日本大震災以降、活断層が活動著しいとのこと。
いよいよ本気を出してきている模様で、
いつ大きな地震が起こってもおかしくない状況である、と。
そして、実際にどういう事態になるかシュミレーションで解説している。
が、このシュミレーションはさすがに規模がデカイからなのか、
今一、いや、今二ぐらいアバウトであった気がする。
ともかくヤバイというのはわかったのだが、
具体的な対策について「こうしたらどう?」ってのが無かった。
どんな問題でも提起した以上は
ひとまず解決方法までは提言しておく必要がある。
それか今調べ中でわからなかったら、「わかりません」と。
これだな。
俺のように「わかりません」連発して、
誰かに解決を丸投げするという方法はあまりオススメしないが。
さて、アジア周遊の旅から帰ってきてそろそろ1ヶ月が経過しそうである。
一言で言えば、『あっという間』とはまさにこういうことを言うのだろう。
寝て起きたら、既に1ヶ月経ってました的な。
いよいよ、というか、ようやく俺も危機感が出てきまして、
どうしてかって、そりゃ単純に口座残高の
ゆっくりとした下降線を目の当たりにして
「そろそろヤバいな」と。
幼稚園児でもわかるわけで。
ここ数ヶ月は下降のスピードがより勢いを増しまして、
というか、収入が無いわけだからそりゃそうなんだが、
「さぁて、やるか」という具合になってきたわけです。
ただね、そんな最中に開幕しましたユーロ2012。
これほどヨーロッパとの時差を呪ったことは無いね。
昨日なんて深夜3時過ぎからキックオフだよ。
こちとら、もうハーフタイムもとっくに終わり、
後半もロスタイム入り。
後は布団にダイビングヘッドという状況。
ん??いや、つまり簡単に言うと眠いってことよ。
そんな状態でのキックオフ。
あちらさんはピンピンですが、
こちらはフラフラなんで、
なかなかモチベーションを維持できず、
しょうがねぇからKAZUKI(友人)にメール。
「俺の分まで最後まで観戦よろしく」と。
まぁ俺が寝てしまっても、しっかり観ておいてくれと。
そしたら、さすがはKAZUKIである。
「私はキックオフに合わせて今、起床しました」という返信。
欧州の屈強なフットボーラーに負けないモチベーションの高さ。
これぞ、”ゲルマン魂”である。
恐れ入った。
俺も職を探すなど甘いことを言ってはダメだ。
こうなりゃ、深夜逆転してもヨーロッパ仕様の身体を作るしかない。
そう決めた昨日はしっかりと最後まで試合を見届けました。
試合終了は朝6時。
本日、フットサルがあった。
KAZUKIも来ました。
俺は彼から発せられたこの言葉に耳を疑った。
「眠くて試合の最後の方、寝ちゃいました」
・・・ゲルマン魂はいずこへ。。。
そういえば、仕事を辞めて以降、結構本を読んだ。
その中でも一番分量が多かったのが村上春樹さんの『1Q84(新潮文庫)』。
文庫版で全6冊である。
批評する立場ではないが、ちょっと感じたことを言わせていただきたい。
いや、本人が目の前にいたら手拍子で「よかったですよ」なーんて言ってしまうような気がしてならないが、ともかく読んだ。そして思った。同じ描写が多い。描写は繰り返してもOK。ただし、言葉をそのまま繰り返すのはいかんと思われる。今の半分の量で同じ内容を表現できたのではないか。また、不明な点もある。主人公、天吾の母について結局どうなったのか?あの看護婦が生まれ変わりなのか?ヤナーチェックのシンフォニエッタは青豆と天吾、両者の共通点として、あそこまで使っておきながら、最後の二人の再会シーンでは登場しないのはなぜだ?そして、ふかえりについて最後はそれほど重要ではなくなる。ということであれば、もう少し違った登場のさせ方があったのではないか。あまりにも期待をもたせすぎた登場。というか俺が個人的に盛り上がってしまった感もあるが、ともかく観客の期待を良い意味で裏切るフェードアウトの仕方だったらよかったのだが。。。柳屋敷の婦人についてもそうである。いきなり体調不良って。。。。描写でいえば、高野和明さんの『ジェノサイド』には及ばない(個人的には『13階段』がオススメではある)。またテーマの掘り下げ方や深さで言えば、三浦しをんさんの『舟を編む』の方が良であったような印象。まぁまぁの登場人物数、まぁまぁのテーマ内容、まぁまぁの描写。作中にも出てくるドフトエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』はまだ読んだことはないが(本当は数年前に一度読んだ。開始数十ページでギブアップ。近々リベンジ予定。)、既読している諸君から見て、どうでしょうか?俺の勝手なイメージだと、似たような作風。違うかな?しかし、”人間のすべてがある”と言われるあの文学作品とはそもそもレベルが違うのだろう。確かに読み易い。ということで中学生や高校生向けの作品ではないか。俺的には絵本作品のサンテグジュペリ『星の王子様』の方がよっぽど難しい。未だに彼のメッセージが読み取れん。
まぁ何はともあれ読書週間は終了した。
『争うは本意ならねど』
『ミレニアム-ドラゴンタトゥーの女-(全2巻)』
『1Q84(全6巻)』
『姫君』
『声の網』
『舟を編む』
『まいっか』
『ビジネスフリー』
『資金繰らない経営』
大事なことは『本を読むこと』『人とあう(会う、逢う、遇う)こと』。
生きる上では、『一人になること』『お腹を空かせていること』はダメだ。
働く上では、『食べ物』と『気候』に注意する。
さてとそろそろ書を捨てて、街へ出ようか。
いや、待てよ。
今日、深夜から『スペイン対イタリア』の試合が・・・。
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