30歳の僕から15歳の俺へ。

5月も中盤に差し掛かり、新年度の6分の1が終わろうとしている。
4月から実質現地の代表としてスタートした2013年度。
正式には6月の株主総会で代表権を譲られ対外的にもわかりやすくなる。

1年間という限られた勝負。
12分の1、4月は負け。
大負け。
本業も負けて、
予想していた臨時収入も無くて、
泣きそうです。

さて、12分の2、5月は・・勝てそう、ちょっとだけだけど。
大きな仕事が1件あったのと、
それ対してスタッフが頑張ってくれた結果がこうなった。
でも、仕事量、質的にはまだまだやれるし、やらねばならん。

というのも、12分の3、6月を見ると・・・予想していた案件が遅れそう。
そうなると他から案件持ってきて売上立てなきゃならん。
このタイミングでそりゃなかなか厳しいわい。
ということで5月の残り2週間で何か持ってこねばならん。

『売上を最大限に経費を最小限に』

稲盛さんから言われている当たり前のことだが、
なんたって思うようにいかない。
悔しい。
ここ1、2年でようやくわかってきた。
自分1人では目標は達成できないことを。
だから、チームで役割分担をして、
それぞれの役割に責任を持つ。
これも当たり前のこと。
それぞれの担当者が自分の目標に向かって頑張る。
目標に到達するかどうかトップは進捗状況を確認しながら、
舵取りをする。
売上を最大限に=営業を中心に
経費を=会計、経理を中心に
その差額が利益である。
こんな単純な、たった数行で説明できるものが1人でできない。
ということを最近わかったのだから、情けない。

僕にはできない。
だから、協力してくれ。
営業は売上を考えよう、目標数字はこうだ、
ここにこういうアプローチをしていこう。
なんぜ目標数字に届かないか考えてくれ。

僕にはできない。
だから、協力してくれ。
会計経理は経費を考えよう。
経費を削減することは売上を上げることに等しい、
なぜこの経費が必要なのか考えてくれ、
もっと安くできないか考えてくれ。

僕は知っている。
チームが目標を達成したときの喜びを。
各々が自分の責務を全うし、
時には互いにフォローしあいながら、
目標を達成したときの感動を。

知っているから、やる。
そして、このチームならできると思うから、言う。
サッカーでもそうだけど、負けたくない。
自分で「これ以上は無い」というぐらい頑張った結果、
それが負けだとしたら、納得がいくかも知れない。
しかし、大概は「これ以上は無い」ぐらい頑張ってないはずだ。
そんなの自分に問えばわかる。
だから、とりあえずは負けたくない。

5月19日の日曜日、午後4時。
バンコクの誰もいない、エアコンが止められたオフィス。

YouTubeから流れてくる曲
『アンジェラ・アキ Angela Aki 手紙 ~拝啓 十五の君へ~』

5月3日に30歳になった。
15歳の頃に思う30歳は”おじさん”だった。
でも、同時に”大人”というかっこよさもあった。

30歳になった今、30歳について思う。
外見は”おじさん”まではいかないとしても、
その一歩手前なのかと。
でも、それほど老けてはいねぇ。
中身は、、、これね、これだよね。
”大人”じゃねぇ、はっきり言って。
「じゃねぇ」という言葉使っている段階で大人失格である。

俺が15歳の頃思っていた大人は、
自分の芯があって、自分には厳しく、人には優しく、
家族には厳しいけど、でもたまに優しく、
でもって、友の為には命を張って、そして友の為に泣ける、
そういうイメージだった、大人は。

ふとこの曲を聴いていて、思う。
30歳になった僕から15歳の俺へ何か言いたいことあるかって。
あった。

もっと自分を信じてください
自分が好きでやっていることは続けてください
何かあったら誰かに相談してください
間違っていると思うことは間違っていると言ってください
他人と自分は違います、あなたはあなたです
両親や先生、近所の人達など大人を尊敬してください
困っている人がいたら、誰よりも先にかけつけてください
牛乳やご飯はそこまで摂取しなくていいです
衣食住について贅沢は言ってはいけません

たくさんあるね。
大体、当たり前のことだし。
親や先生から良く言われること。

15歳の頃と30歳の今。
変わらず思っていることはある。
「自分とは何か?」
「何をすべきために生まれてきたのか?」
って、これってみんなそうでしょ?
15年経ったけど、まだ探し続けてるのかぁ。
サッカーやっている年月の次に長いことかも知れないなぁ。
Keep looking, don’t settle.

【My Birthday with My Team】

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